日本中が、いや世界中がコロナショックに翻弄されています。
先の見えない状況が続き、不安と不満が渦巻く嫌な空気が流れています。
建築設備、住宅設備設計施工を生業としている弊社もご多分に漏れず大打撃を食らっています。
システムキッチン、トイレ便器などの商材が入荷出来なくなり予定していた工事も延期や中止が相次いでいます。
本来で有れば、三月決算の弊社はこの月末で期を締めて晴れて4月1日の新年度を社員一同楽しく迎える予定でしたが、今月早々に実施したテレワークの影響もあり静かな社内となっています。
このブログを書き出す少し前にタレントの志村けんさんの訃報が届きました。
本当に残念でなりません。小さい頃からテレビで見てきた方が突然居なくなる。
当たり前と思っていた事が突如変わってしまう。兎角日本人は変化を極度に恐れて、安定を是とする国民性ですから、相当のショックを持って受け入れられたと思います。
今、私達は岐路に立たされています。
全世界的な影響を及ぼす外部要因が一人一人に静かにでも確実に重く垂れ込めてきています。
志村けんさんの死をどの様に受け止めるか。これは一人一人違う筈です。ですがそこに意味があるのだとしたら、やはり生きている私達はこれ以上の犠牲を増やさない為の行動を取る事なのでは無いかと思います。何処かで自分は大丈夫、と他人事として捉えていて、小池都知事や政府見解を自身に都合よく捉えて居るのでは無いでしょうか?必要以上の怯えは要らないと思いますが、守らなければ行けない事柄を無知のまま自己都合だけで解釈して行動する事は反社会的行為だと思います。
今は自分の事だけでは無く、周りの人の為にも、各自が不幸な犠牲者を出さない為の行動をしていかなければならない時期なのだと思います。
現場が止まり、これからどの位この様な状況が続くのか判りません。
ですが、各自ができる事を愚直にやる!
これしかないと社内では社員の皆さんに話しています。普段忙しくて中々チャレンジ出来ない資格試験に挑んだり、スキルアップの為の勉強を始めたり、読めないでいた本を読んだり、お子さんとのスキンシップを多く出来たり、目線と思考を変えればやれる事は沢山あります。
『花の咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばせ』
以前教えて貰った唄を思い出しました。
今しか出来ない事。今だからやれる事。
そこを見つけて前を向いて行こうと思います。
全世界の皆さん!今出来る事をしっかりとやってその先の未来を見ていきましょう!
頑張って下さい!我々も頑張ります!