変革とは

台風一過、一気に秋めいて来ました。今回の台風15号、19号で被災された多くの方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

 
今回の台風で被害に遭われた方の中で一番多い方が自宅で被災された方々でした。
反面次に多いのが避難中の車で被災された方だと言う事。ここから学ぶ事は置かれている個々の状況によって判断は変わると言う事です。
19号はその被害範囲の広さで言うと過去50年で最大の範囲に及んだ台風だったそうです。
前回の15号で学んだ風の影響。
ですが今回の19号では降雨量が想定を超えて河川の氾濫を各所で招き70名を超える尊い代償を払う事となりました。
 
地球温暖化の影響は明らかに顕在化しています。その意味で想定外という発想自体、認識の甘さを露呈していることに他なりません。
今まで大丈夫だったから。
ここまでは来ないと思ったから。
そんな些細な希望的観測を頼りに多くの人命を失いました。それは東日本大震災の時も同じでした。この防潮堤を超える津波など来るはずがないと言って、避難しなかった多くの方が津波の犠牲になりました。
 
私達はこの教訓を生かし、命を繋いでいかなければなりません。
それが残された我々の使命だからです。
先日機会を得て津波の被害にあった気仙沼を訪れました。海岸では来るべき津波の襲来に備え、新しく地上7mの防潮堤を建設していました。海が全く見えない壁。
自然の猛威の前に人の力で抗う。
果たしてこれが最善の策なのか甚だ疑問です。 
抗う前に逃げる。 
これが最善の策で、地域住民をいち早く高台に逃す方策を練る事が本来最大の防災になるのこではないか?と思ってしまいます。
ここにも利権や政治判断が介在し、その土地に住む方々の意向とは違うものが尊い犠牲の元に今日も作られていきます。
 
諸行無常。今を生きる我々も日々刻々と変わるこの世界に対して、今までとは違う世の中になったという事を理解し、それに備えていこうと思います。
三浦海岸にて。
 
 

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