バルブとは。

こんばんは。
寒い日が続いていますね。
東京では珍しく大雪となり、雪国出身の自分としては嬉しい気持ち半分、現場に影響が出ないかと心配する気持ち半分でした。
インフルエンザも流行していますので、充分な体調管理が必須ですね。

さて、本日は某オフィスビルの揚水ポンプ更新の現場のお話しです。
揚水ポンプ更新自体は以前、別の現場を例にお話しさせて頂きましたので、ポンプ廻りに使われているバルブについて簡単に掘り下げていこうと思います。

そもそもバルブとは、配管内を通る流体の圧力や分量を調整するための機器の総称です。
頻繁に使われる主なものとして以下のバルブがあります。

・ゲートバルブ
名前の通り門の上下動作で流路の開閉をする仕組み。
・ボールバルブ
穴の空いた球状の弁体を回転させることで、流路を開閉する仕組み。
・グローブバルブ
一目でわかる玉形状。玉形弁ともいう。流路に蓋をするイメージ。蓋の抑えつけ度合いで、流量調整を行う仕組み。
・チャッキバルブ
流れを一方向に保ち、流体の逆流を防止する役割をもつ。簡単に言えば駅の改札と同じ。一度通過したら戻れない仕組み。
・バタフライバルブ
円板状の弁体の回転度合いで流量調整を行う仕組み。

それぞれは更に使用目的によって細分化され、また、設備設計者の考え方や現場状況によって使うバルブも様々に変化します。専門的な話になりすぎるので今回は簡単な紹介のみと致しますが。。

どうでしたか?設備には数え切れないほどの材料が存在し、それぞれがしっかりと理に叶った役割を持って存在し、然るべき場所で使用されています。バルブ一つとっても何種類もあり、紹介はしませんでしたが、さらに安全弁、調整弁といった専門色の強いものもあります。
設備の分野は奥深いところに面白さがあると思います。普段は壁の向こう、天井の上、地面の下に隠れていますが、そこには技術の結晶が詰まっていて、それらが人間の生活を支えているのです。

本日はこの辺りで!

 

 

 


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