東京は桜が満開ですね。
例年より早い開花でしたので、もうすでに散り始めている場所もあるのではないでしょうか。
下の写真は、弊社近くの善福寺川緑地公園の桜です。
日本の仕事人の皆さん、桜の風情くらい感じられる心の状態でいたいですね。
さて、今日は北区の改修工事現場にて10台程度の古い空調機(エアコン)撤去作業を行いましたので、その内の機器ガス回収についてお話しします。
そもそもエアコンとは、室内機、室外機の2台1組(例外もあるが)となっており、互いに冷媒管というパイプで結ばれた状態となっています。
このパイプ内部には冷媒(熱を運ぶ物質の総称)が通っていて、外と内で熱のやり取りをして室内の寒暖をコントロールしているのですが、簡単に言えばこれが「エアコン」です。
処分や移設に伴いエアコンを既存の設置位置から取り外す場合、冷媒配管を切断、機器から切り離しをしなければなりません。
今回、取り外し予定となっていたのは家庭用・オフィス用のエアコンでしたが、これらの冷媒には「フロン」というガスが利用されています。(これが二酸化炭素の場合や水の場合もあります。)
フロンはオゾン層を破壊し、地球温暖化の一因となる物質です。
その為、エアコン取り外しの際にはガスを大気に放出させることなくボンベに回収する作業が必要となるのです。
この作業が、冒頭にあったガス回収(ポンプダウン)という作業です。
一台一台、室外機へガスを溜め込み(これをガスバックというが詳細は省略。。。)、そして室外機に溜め込んだガスを回収する。
少し手間のかかるものではありますが、工事の際は怠ってはならない作業でしたので丁寧に行い、撤去作業を完遂しました。
今回は以上ですが、豆知識程度に覚えて頂けると幸いです。
それでは。
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