6月ももう終盤。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
梅雨で天気の悪い日が続くと、つい気分もふさぎ込みがちになってしまいます。
さて、今日はそんなふさぎ込んだ気持ちが、少しだけ晴れやかになりそうな「言葉」のお話です。
タイトルにもある
・水無月
・風待月
・涼暮月
この言葉はすべて「6月」を差す言葉です。
「水無月」は、睦月・如月・弥生…といった「和風月名」でご存知の方も多いでしょう。
カレンダーにもよく使われていますね。
6月には水無月の他にも、
風待月、涼暮月、鳴神月、葵月…
といったさまざまな呼び名があります。
どれも美しい文字・響きの言葉ですよね。
私が中でも特に好きな呼び名は「風待月」。
文字から、蒸し暑い日々の中で涼しい風を恋しく待ちわびる情景が思い浮かび、改めて日本語の美しさを感じることができます。
7月にはさらにロマンチックな呼び名が。
愛逢月
「めであいづき」と読みます。
7月と言えば七夕。
織姫と彦星が、年に一度天の川を渡って逢う話は有名ですよね。
愛逢月は、この七夕のお話に由来しています。
こういった言葉を知ったうえで当日を迎えるのも、なかなか風流ではないでしょうか。
今年の7月7日、キレイに晴れて「愛逢月」となることを祈るばかりです。
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