【スリーブ工事】 ?新築マンション絶賛施工進行中?

【新築マンション・スリーブ工事】
皆様お勤めご苦労様です。
いつも有難う御座います。
弊社は小規模工事から大規模工事まで幅広くご依頼承っております。
小さな蛇口交換から、新築マンションの設計施工まで対応させて頂きます。
さて、本日は現在工事進行中の都内某新築マンションについてご紹介致します。
鉄筋コンクリートマンション(RC造)は、まず鉄筋を組み、その鉄筋を埋めるようにコンクリートを流し込み、壁や床を形成します。
これらの鉄筋・コンクリートは構造躯体となり、地震大国の日本で災害から命を守ってくれています。
よってそのコンクリートに穴を開けることは通常出来ません。
しかし設備配管を壁や床に通すためには穴が必要です。
そこで我々設備業者の仕事の1つ、壁や床に先行して穴を開ける【スリーブ工事】なるものがあります。
スリーブ工事とは、壁や床のコンクリートを流す前、鉄筋が張り巡らされた状態で、ボイドという設備配管を通すための円柱の型紙を、いずれ配管を通すと予定している鉄筋の隙間箇所に入れておきます。
そうすることでコンクリートを流して硬化したあとでも先に穴が空いている状態を作れます。
ここで1つ疑問が浮かびませんでしたか?
そうです。結局コンクリートに穴を空けていますよね!
これだと構造躯体のコンクリートの強度が弱まるのではないか!
大丈夫です、ご安心下さい!
先程申し上げた、ボイド(円柱の型紙)を鉄筋の隙間に入れ込む際に、【ウェブレン】という補強筋をボイドを囲む様に入れ込みます!
補強筋ウェブレンとはその名の通り、穴が空いてしまうところの強度を上げるアイテムです。
この様にして鉄筋コンクリートマンションには配管が通っています。
これから住む方々に、構造体としての強度という安全性と、気持ちよく生きるための綺麗な水を届けるために、とても大切で大きな責任がある仕事。
それが【スリーブ工事】です。
重ねて申し上げますが、
この様な新築マンション工事の他に、一般お宅の蛇口やキッチン、洗面化粧台、トイレ、お風呂など交換・修理も日々お仕事させて頂いております。
スリーブ工事同様責任感と強い気持ちで取り組んでおります。
是非一度ご連絡下さい。
最近コロナで気持ちが下降気味の方々、綺麗になったお家でゆっくり過ごしませんか?